トイプードルと言えば、賢さや人懐っこさ、そしていろいろなカットスタイルが楽しめるということで人気のある犬種です。
若いころは、ちょっとモサモサになってきたなぁと思ったら、トリミングサロンを予約して連れていっていましたよね。犬は一般的に10歳頃から老犬(シニア犬)になると言われています。
シャンプーをしてブロー、カットまでとなると2時間以上かかるトリミング…、できるだけからだに負担がかからないようにしたいと誰もが思うことではないでしょうか。
では、どんなことに気をつけたらいいのでしょう。今回は老犬のカットのポイントや注意点、自宅でできるケア方法などを解説します。
当サイトコンテンツは、飼育員・動物看護師・小動物看護士・愛玩動物飼養管理士,救命士・ペット食育士・トリマー・ホームドッグトレーナー資格などを持つ専門家が監修しています。
目次
老犬になったらトリミングはどうしたらいい?
トイプードルはシングルコートという毛質の犬種で、トリミングをしなければずっと毛が伸びつづけます。これは若い頃も老犬になっても同じことなので、
定期的にシャンプーやカットをして清潔を保ってあげる必要があります。
対策としてあげられることは、
- 一生涯お世話になれるトリミングサロンを見つけておく
- 動物病院に相談してみる
- 出張トリマーさんを探す
- 飼い主自身できれいにしてあげる
大きく分けると、この4つになります。
1つずつ説明していくので、愛犬にぴったりの方法を見つけてあげてくださいね。
一生涯通えるトリミングサロンを探す
老犬になったり、病気を抱えているとトリミングを断られてしまうこともあるようです。若い頃は、おしゃれなカットができるトリマーさんのもとへコロコロとお店を変えていた飼い主もいるのではないでしょうか。
老犬になってきてトリミングを断られてしまう理由は、
- 噛み癖がある
- トリミング中、立っていることができない
- 老犬になってからトリミングサロンを変えた新規のお客さんの場合
- ワクチン接種などを行っていない
これだけではありませんが、老犬のトリミングはトリマーさんもいつも以上に気を遣うのです。
今までトラブルのなかったワンちゃんも、老犬になり頑固になると怒りっぽくなって噛みついてしまうこともあります。
噛み癖がひどい場合は口輪することもあるので、からだに大きな負担がかかってしまいます。トリミング中に体調が急変する場合もあるので注意が必要です。
「狂犬病ワクチン」「混合ワクチン」の接種は年齢や体調によって獣医さんから「猶予」とされる場合があります。わたしの愛犬はアレルギーが出てしまうので、混合ワクチンの接種をしていなかったため、トリミングサロンの利用は断られてしまいました。
「ワクチン接種をしていないワンちゃんは対応できません」と断られてしまうこともあるので、お店選びをするときは確認が必要です。
トイプードルは一生涯カットが必要な犬種なので、できるだけ早いうちに「継続的にお願いできるお店」を探しておきましょう。
同じトリミングサロンへ通うことのメリット
それは、年齢とともに少しずつ変化するワンちゃんの「性格」「体調」に対応してもらいやすいことです。
老犬になってくると…
- なんだか最近怒りっぽい
- 後ろ足が弱ってきた
これ以外にも気になることがポツポツとあらわれてきます。
新規のお客さんでいきなりこのような症状を伝えられるよりも、長く通っていたお客さんに相談されれば「なんとか対応してあげよう」という気持ちになってくれます。
いつもと違う、知らない場所へ連れていかれてシャンプーされることは、相当なストレスを感じるはずです。
目や耳が少しずつ不自由になってきているワンちゃんの気持ちになって考えれば、「こわい」と感じてしまうのではないでしょうか。
ワンちゃんと飼い主が気持ちよく通えるお店選びができるといいですね。
老犬のトリミングサロンの選び方
最近はペットブームになり、トリミングサロンの数も増えてきています。お店を選ぶときにはどんなことに気をつけて選んだら良いのでしょうか。
- 飼い主からワンちゃんを預かっている間の管理方法
- トリミング中のワンちゃんへ対する態度
- お店の清潔さ
わたしは専門学校の就職活動中に何件ものトリミングサロンで実習をさせていただいたことがあります。
ほとんどのお店がすてきなトリミングサロンでしたが、中には「ワンちゃんを物のように扱うお店」もありました。
飼い主からワンちゃんを預かったり、お返しするときにはニコニコして対応しているけど、トリミング中は人間のわたしから見ても「こわい」と感じる態度だったトリマーさんがいたことも事実です。
反対にすごいな!と感じたトリミングサロンは、初回の来店時に、愛犬のトリミング風景を見学させてもらえることでした。
初めての場所で不安に思う飼い主とワンちゃんの気持ちを解消してあげようというお店の考え方でしたが、これはとても難しいことだと思います。
ワンちゃんも同じ空間に飼い主がいれば、そちらに行きたがってしまったり、落ち着かないこともあります。それではトリマーさんは作業がしにくいし、ハサミやバリカンを扱うので危険ですよね。
ですがほとんどのワンちゃんが作業が始まって少し経つとうっとりしながらシャンプーやカットをしてもらっていました。トリマーさんが楽しそうにワンちゃんに接している気持ちが伝わっているのでしょう。
また飼い主からワンちゃんを預かっている間は、トリマー、ドッグトレーナーである店長さんが相性のいいワンちゃん同士をフリースペースで一緒に管理していました。
これも犬の特性を理解していなかったり、性格が見極められないとケンカなど事故につながってしまうので難しいことですよね。
お店の外からでも犬のカットしている様子が伺える
ことが、飼い主が安心できるポイントの1つになるのではないでしょうか。
トリミングサロンを選ぶときは、トリマーさんとたくさんコミュニケーションをとってどんな人で、どんなお店なのかを知ることが大切だと思います。
動物病院に相談する
トリミングを行っている動物病院も数多くあります。
動物病院でトリミングをすることのメリットは、
- 高齢や病気があっても、体調を見ながら対応してもらえることが多い
- 皮膚病がある場合は、薬用シャンプーなどで洗ってもらえる
- 何かあった時に獣医さんがいるので安心
などがあります。
高齢だしトリミングサロンでは何かあった時に心配…という場合は動物病院でのトリミングも考えてみてください。
ただ、動物病院だとトリミングサロンのような仕上がりにならないのでは…と思う人もいると思います。
カットの仕上がりはトリマーさんの腕次第なところもあるので何とも言えませんが、「安心」して愛犬を預けられるところがオススメです。
出張トリマーさんを探す
自宅にトリマーさんが訪問してワンちゃんをトリミングしてくれる「出張トリマー」のメリットは、
- 家事や育児、仕事が忙しくトリミングサロンへ連れていく時間がなくても大丈夫
- 飼い主の好きな時間、好きな曜日に予約をとることができる
- 愛犬が住み慣れている自宅でトリミングをしてもらえるので安心
- 会社によっては電話などでカウンセリングをして、愛犬に合うトリマーさんを選んでくれるシステムがある
トリミングの予約は混雑しているとなかなか希望の時間に入れてもらえないこともありますよね。
とくに土日は混雑しているので、平日がお仕事で土日しかお休みがないという場合には予約をとるのも一苦労です。
飼い主の都合に合わせて調整してもらえるところはうれしいですね。ワンちゃんも自宅で飼い主が側にいてくれることで安心できます。
あらかじめカウンセリングで愛犬に合うトリマーさんを選んでもらえる会社なら、
- 長時間立っていられない
- シャンプーの時に伏せをしてしまう
などのお悩みも相談できますね。
夏や冬など、外出する時の気温差で体調を崩してしまうこともあるので快適な室温の中で作業をしてもらえるところも安心できるポイントなのではないでしょうか。
飼い主が自宅で愛犬をきれいにする
毎日ドタバタとしているとなかなか自宅でシャンプーやカットをする時間がないかもしれませんが、できることなら自分で愛犬をきれいにしてあげたい!そう思う飼い主もいるのではないでしょうか。
トイプードルはミニチュアダックスフンドやチワワなどの犬種と違い、お顔からしっぽまで全身のトリミングが必要な犬種です。
老犬になってきたら、プロのトリマーさんにカットしてもらう頻度を少なくするだけでも、ワンちゃんのからだへの負担を軽くすることができます。
トイプードルのトリミングは
- 爪切り
- 肛門腺しぼり
- 耳毛抜き、耳そうじ
- お腹、肛門まわりバリカン
- 足の裏バリカン
- シャンプー
- ブロー
- カット
これだけの作業があります。
黄色の枠で囲った爪切りや肛門腺しぼりはトリミングサロンだけでなく、動物病院でも行ってもらうことができます。
▽耳毛抜き、耳そうじ
耳毛抜きや耳そうじは動物病院で「耳鏡」という器具を使って耳の中までしっかり見て掃除をしてもらった方が安心です。汚れがひどい場合には洗浄することもあります。
ワンちゃんの耳の中は「Lの字」になっているので上手に掃除できないと、汚れを奥に押し込んでしまい、外耳炎などを起こしてしまうことがあるので注意が必要です。
自宅で耳そうじをするときは入り口の近くを拭き取る程度にしましょう!
- 真っ黒の耳垢がたくさんある
- なんだか耳から変なにおいがする
- ワンちゃんが頭をブルブル振ったり、耳を気にして掻いている
など気になることがある場合は耳にトラブルが起きているかもしれません。獣医さんに相談してみてくださいね。
▽肛門腺しぼり
肛門腺は時計の「4」と「8」の位置にある臭い袋のことで、つまんで押し上げるイメージでしぼることができます。
ワンちゃんによってサラッとしていたり、粘土のように固かったり、しぼりやすい子もいれば、しぼりにくい子もいるのでコツが必要です。機会があればトリマーさんや獣医さんにコツを聞いてみてもいいかもしれませんね。
肛門腺しぼりや耳毛抜きは上手くできないとワンちゃんに苦痛を与えてしまいます。絶対に無理はしないようにしましょう。
自宅で老犬をシャンプーしてみよう!
今まで月に1回プロの人にトリミングしてもらっていたのを、2か月に1回にしたという飼い主もいるようですよ。トリミングの時にできるだけスッキリと短くカットしてもらい、月に1回は自宅でシャンプーをするということだそうです。
ワンちゃんのことを1番よく知っているのは飼い主以外いないのです。おうちで飼い主にしてもらうシャンプーならワンちゃんもリラックスできるのではないでしょうか。
作業中はワンちゃんにたくさん話しかけてあげてください。
「気持ちいいね~」「お利口さんだね」「足持ち上げるよ~」などたくさん声掛けをしてあげましょう!
飼い主も集中していたり、緊張気味になると無言になってしまうことがあります。ドキドキしている気持ちは飼い主の手からワンちゃんへと伝わってしまいまうのです…。
お互いにリラックスできるようにたくさんお話ししながらシャンプーをしてあげてくださいね。
老犬になるとうんちやおしっこで内股やお尻まわりが汚れやすくなってしまいます。自宅でシャンプーができるだけでも、お手入れが楽になることもありますよね。
ここからは自宅でシャンプーをする時のオススメグッズやコツをご紹介していきます。
用意するもの:オススメグッズ
- バスタオル 2枚
- シャンプー剤
- ドライヤー
- スリッカーブラシ
- コーム
▽あると便利なグッズ
- シャンプーボトル(100円均一などで購入できる調味料用のボトル)
- 洗面器(手おけがオススメ)
- スポンジ
- 吸水ボディタオル
- ドライヤースタンド
- トイレットペーパー
- ペットシーツ
バスタオルは体を拭くこともできるし、床の上に敷いてクッション代わりにすることもできます。濡れているバスタオルの上に乗っているとワンちゃんが寒く感じてしまうので、濡れてしまった場合は乾いているものと交換してあげましょう!
シャンプー剤はお気に入りのものでOKです。最近は弱酸性のものなど皮膚や被毛にやさしい商品が多いのでワンちゃんの肌に合うものを使ってあげてください。
白毛用シャンプー剤について
市販のシャンプー剤の中には「白毛用」のシャンプー剤があります。茶色、黒の毛用シャンプー剤はないのにどうして白毛用のシャンプー剤があるのでしょう。
トイプードルやマルチーズなど白い被毛をもつワンちゃんの飼い主なら「毛を白く見せたい!」と1度は思ったことがあるかもしれませんね。
この白毛用シャンプー剤は洗浄力が強力でアルカリ性なことが多いです。アルカリ性のものと言えば、キッチンハイターやカビ取り用の洗剤などがあります。
アルカリ性の物が手についてしまった時にヌルっとしたことはありませんか。
あれは皮膚の表面にあるタンパク質が溶かされてしまったために起こることなんです。
ワンちゃんの被毛はタンパク質が主成分でできているので、シャンプー剤がアルカリ性の場合は毛がパッサパサになったり、フケなどの皮膚トラブルが起こってしまいます。
また、白毛用のシャンプー剤は「青色」をしていることがあります。わたしたちの洗濯洗剤は青色のものや、粉洗剤であれば青いツブツブが入っていますよね。
あれは蛍光増白剤というものが含まれていて、そのおかげで衣類を真っ白に仕上げてくれます。
ごくまれに漂白剤が含まれていることもあるので、白毛用のシャンプー剤をどうしても使いたい場合は注意してくださいね。
作り上げた白さよりも、ワンちゃん本来の毛色と毛質を大切にしてあげましょう!
快適な空間作り:下準備
自宅でトリミングをする時には、多くの人がお風呂場や洗面所での作業になるのではないでしょうか。
毛のもつれや毛玉がある場合は、シャンプー前に軽くブラッシングをしてほぐしてあげましょう。
ポイント1.「室温」
お風呂場や洗面所は暑かったり、冷え込みやすいのでワンちゃんのからだに負担をかけないためにも室温は「26度前後」を目安にしてみてくださいね。
また狭いスペースでドライヤーを使うと思ったより室温が上がってしまうことがあります。作業中はこまめに室温チェックをしましょう!
ポイント2.「お湯の温度」
ワンちゃんのシャンプーに最適な温度は38度前後です。
お湯をかける前には必ず温度チェックをしてあげてくださいね。
皮膚病などがある場合、獣医さんから自宅でのシャンプーを勧められることもあります。
- お湯はぬるめの36度くらい
- 乾かすときは冷風で
と指示されることもありますが、これはからだが温まってしまうと痒みが増してしまうためなのですが…。
これだと人間でも寒いと感じてしまいますよね。このような指示がある場合には室温を高めに設定してワンちゃんのからだをできるだけ冷やさないようにしてあげましょう。
ポイント3.「念には念を!」
シャンプーをするとからだがあたたまり、リラックスするワンちゃんや、ちょっぴり緊張してからだが力んでしまうワンちゃんなど、ワンちゃんによって差はありますが、作業中にうんちやおしっこをしてしまうことがあります。
老犬なので仕方がないなぁ~と多めに見て、作業する近くにトイレットペーパーを置いておいたり、ドライヤーで乾かすときにお尻の下にペットシーツをしいておくと安心して作業ができますよ。
必見!愛犬想いのシャンプー剤の作り方
準備ができたらいよいよシャンプーをしていきます。シャンプー剤をボトルから出してワンちゃんのからだに直接つけるとなんだかヒヤッとしそうですよね。
▽オススメグッズ
そんな時は100円均一などで売っている【調味料ボトル】を使ってみてください。
この投稿をInstagramで見る
キャップは使わないので取り外してOK、先端の口の細さをハサミでカットして調節することでシャンプーの出具合を調節することができます。
ボトルの下3㎝くらいまでシャンプー剤を入れ、残りは温かいお湯(40度くらい)を泡立てないように、満タンまで入れれば完成です。
この温かいシャンプー剤をワンちゃんの頭~背骨に沿ってかけてあげると手早く泡立つので時短につながります。
シャンプー剤がつけにくい顔まわりや鼻すじ、口まわりもこのシャンプー入りボトルだと楽に作業ができるのでオススメです。
できるだけ体力を消耗させないためにも、ワンちゃんファーストなこのシャンプー剤をぜひ1度作ってみてくださいね。
シャンプーをする時は毛ではなく「地肌」をしっかりと洗ってあげることできれいに仕上がります。
シャンプーが苦手なワンちゃんのための対処法
▽お湯がかかることを嫌がる
お湯がかかるとあわててバタバタしてしまうワンちゃんは、できるだけ水しぶきがかからないようにシャワーヘッドをからだの近くで当ててあげましょう。
もし取り外せるようであれば、シャワーヘッドを取って、ホースの状態にすると水しぶきも減り、細かな水圧の調整ができるので試してみてくださいね。
▽オススメグッズ
顔まわりなどを嫌がってしまう場合は、洗面器などにお湯をためてそこに手のひらサイズほどの【スポンジ】を沈めて水を含ませます。
その水の含んだスポンジで顔まわりをぬぐってあげると、作業がしやすくなることもありますよ。
短時間で乾かすコツは?
ワンちゃんの体力を消耗させないために、手際よく乾かしてあげたいですよね。
▽オススメグッズ
シャンプーが終わったら、ペット用の【吸水ボディタオル】(ペットショップやホームセンターで購入できます)である程度の水分を拭き取ります。
この投稿をInstagramで見る
水分を吸いとって、しぼる…を繰り返せば使用するバスタオルの枚数を減らすことができるのでお片付けが楽になります。
このボディタオルは洗濯して乾かせば何度でも使用することができるので経済的ですよ。
吸水タオルで拭き取ったらいよいよドライヤーを使って乾かしていきましょう!ワンちゃんとドライヤーの距離は25~30㎝ほど離して、からだが熱くなりすぎていないかこまめにチェックしてあげてくださいね。
ブローのコツはシャンプーと同じで、
まずは毛ではなく「地肌」をしっかりと乾かしてあげること
を意識すると早く乾かすことができますよ。毛をかき分けて地肌をかわかし、毛先に少し水分が残っている状態でブラッシングしてあげると根元からふんわりと仕上がります。
▽オススメグッズ
1人で作業をする場合は片手でドライヤーを持ち、もう片方の手でブラシを持つとかなりやりにくいので時間がかかってしまいます。
そんな時は【ドライヤースタンド】を使ってドライヤーを固定することで片手が空き、作業がしやすくなります。
トイプードルは針金のような「スリッカーブラシ」と「コーム」があるときれいに仕上がりますよ。ブラシでとかしたらもつれが残っていないかコームを通すと分かりやすいです。
スリッカーブラシはワンちゃんの肌に強く当ててしまうと「擦過傷」を起こしてしまい、肌が傷ついてしまいます。
慣れないうちは針金の先端に丸いポチポチがついているブラシで練習してみるといいかもしれませんね。
老犬になったらカットスタイルも変えよう
ふんわりもこもこ、テディベアのような見た目が魅力的なトイプードルは、おしゃれなカットスタイルを楽しんでいる飼い主も多いと思います。
老犬になったら1度考えてみて欲しいことは、
今のカットスタイルは愛犬が毎日過ごしやすいのか
ということです。
どんなにかわいい見た目でもこまめにトリミングで整える必要があるカットスタイルや、毛足が長く毛玉ができやすいなど…これではワンちゃんのからだに負担がかかってしまいますよね。
- お尻まわり
- 性器周り
- 目元
- 口周り
- 足先
はよだれやごはん、うんちやおしっこなどで汚れやすいのでワンちゃんのライフスタイルに合わせて、スッキリとカットしてあげると自宅でのケアもしやすいですよ。
ワンちゃんの毛は地肌が見えるほど短くカットしてしまうと紫外線などから、からだを守ることができません。
からだの毛などをバリカンで短くしてもらう場合は、地肌が見えない長さ(10㎜くらいが長すぎず、短すぎずオススメです)にしてあげましょう。
トイプードル:老犬のカット・トリミングのポイント まとめ
今回は老犬になったらカットはどうすればいいのかということについてまとめてみました。
- トリミングサロンを探すときはできるだけ一生涯通えるお店を探す
- 動物病院は高齢や病気であっても対応してもらえることが多い
- 忙しくて時間がない人には出張トリマーさんもオススメ
- コツをつかめば、自宅で飼い主がシャンプーしてあげることもできる
- ワンちゃんのカットスタイルは年齢や体調に合わせて変えてあげる
今まで通っていたトリミングサロンに次回の予約を急に断られてしまった人もいるようです。できるだけワンちゃんに負担をかけない方法でいつも清潔にしてあげたいですよね。
今回の記事が参考になればうれしいです。